DCOM を無効にしても構わないのであれば、無効にしましょう。
DCOM を無効にする方法
Windows NT 4.0 / 2000 / XP における、DCOM の無効化方法についてまとめます。
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dcomcnfg コマンドを起動します。スタートメニューの「ファイル名を指定して実行...」から dcomcnfg と入力し [OK] をクリックします。
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dcomcnfg コマンドは、Windows NT 4.0 / 2000 と Windoows XP では様子が違います。
Windows NT 4.0 / 2000 の場合:「分散 COM の構成のプロパティ」ウィンドウが表示されます。 [既定のプロパティ] タブの [このコンピュータで分散 COM を有効にする] のチェックを外します。
チェックを外した後で、[適用] をクリックし、さらに [OK] をクリックします。 「分散 COM の構成のプロパティ」ウィンドウが閉じます。
Windows XP 場合:「コンポーネントサービス」ウィンドウが表示されます。
コンソールルート コンポーネントサービス コンピュータ マイ コンピュータ
とたどり、[マイ コンピュータ] を右クリックして [プロパティ] を選択します。
すると「マイ コンピュータのプロパティ」ウィンドウが表示されます。 [既定のプロパティ] タブの [このコンピュータで分散 COM を有効にする] のチェックを外します。
チェックを外した後で、[適用] をクリックし、さらに [OK] をクリックします。 「マイ コンピュータのプロパティ」ウィンドウが閉じます。
注意
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Windows 2000 では、SP3 以降でないと DCOM を無効にできません。 SP1 および SP2 の場合は、MS01-041 patch を適用すると DCOM を無効にできるようになります。 Windows 2000 SP なしの DCOM を無効にする方法はありません。
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上記の他に、COM インターネットサービス (CIS) および RPC over HTTP についても無効にする必要がある場合があるようです。 詳細は [HOWTO] COM インターネット サービス (CIS) および HTTP プロキシを経由した RPC のサポートを削除する方法 (Microsoft) を参照してください。