A-DATA
USBメモリは地雷だったが、OCメモリに関してはELPIDA(無選別品?)や8層基板・2オンス銅を採用したりと高品質。
ただし、取扱店が少なく、値段がやや高め。
Value品は6層基板で、普通だと思います。
Micronチップなら買いだと思う。


APOGEE
最近目立って売られ始めたメーカー。
2GBモデルは、ELPIDAダイ採用。Valueモデルは型番によって6 or 8層基板。
高品質を謳っているけど、ヒートシンクはサンドイッチタイプで見た目は安っぽい。
4GBモジュールは、新パッケージ(青スプレッタ)になってからElpidaなのかわからないおみくじタイプになった模様。
※4GBモジュールは、PSCチップになったようです。PSCチップなので、レイテンシはどうあれパカパカ回るようです。
一応エルピダダイなので、OCにも耐えられるとのこと。
価格は、\6,980だったら買いといった感じ。


CFD Elixir
まあ、悪い評判は聞かない。
定格で使う分にはいいんじゃない。
永久保証だし…ただし、CFDなんで保証の申請は面倒だと聞きます。
Gigabyteマザーと相性がいいという話。
入手性は抜群。


CORSAIR
OCメモリで名を上げたブランド。
高品質らしいが、最近はそこまで良い評判を聞かない。(特にXMSシリーズ)
安定・メジャー過ぎて、面白味に欠けるので個人的にはスルー。

 

 

G.Skill
台湾のOCメモリブランド。
最近あまり見かけない感じ。
最近の中身は、ものにも依るけどPSCチップが多いらしい。
品質はCORSAIRより良いと思う。

 


Kingston
モアイ像がシンボルのメーカー。
なぜかツクモでOC品が安いが、ほとんど売り切れ。
Value品でもELPIDA(TWN)だったりする。
Kingston印のValue品でも結構回る。
残念な点は、OCモデルの【Hyper X】でも8層基板ではなく、6層基板で、ヒートスプレッダが長すぎなところ。
SPDが若干変則だけど、安メモリの中では相性問題の報告も少なく、かなり良い方だと思う。


KingBox
赤色8層基板&LED搭載メモリ。
一時ELPIDA TWN(ダイ)搭載していた。
高品質だと思うけどT-ZONEぐらいでしか扱っていないのが残念。
価格は、安めだと思う。

 

SAMSUNG
純正メモリは意外と入手性が良いけど、基本バルク扱いだから保証が短め。
別にあの国が嫌いとかそういう感情は無いけど、DDR3であえて選ぶ必要は無いと思う。

 


SanMax
チップメーカーの指名買い用。
価格は高いが品質は折り紙付きらしい。
ただ、Hynixとか指名買いするくらいならkingston or Trancendにするけど…。

 


Silicon Power
永久保証のValueメモリ。
定格で使う分にはいいんじゃない。
【CFD Elixir】と同じような価格だけど、どっち選ぶ?って聞かれたらこっちにする。
なぜなら、サポートが良いらしいから。
レシート無くしても保証してくれたらしいよ。(噂話)

 

SUPER TALENT
ツクモでよく売ってる。
アメリカのホームセンターにあるような、大味のブリスターパッケージ。
安いOCメモリなのはいいけど、趣味の悪い金・銀色のヒートスプレッタが、よりチープさを際立たせているのはマイナス。
中身はMicronらしい。
兎にも角にも【Made in USA】パッケージのものを買おう!
【Made in China】は、不具合報告が多数寄せられている地雷です。

 


Transcend
DDR2時代には、ValueメモリJetRamが市場を席巻。
DDR3になって、なぜ流行っていないの?かというと、価格が高かったのと入手性が悪かったから。
品質管理が割と良く、選別精度が高いので、廉価版JetRamにOCを期待してはいけない。
あくまで、定格運用向き。
Kingstonとイメージが被るが、どっちを買う?と聞かれれば、「安い方!」と答えるだろう。
Micronチップが載っていたらこっちにするけどね。

 

UMAX
使ったことはないけど、DDR3になってから良い評判を聞かない。
永久保証だけど壊れやすかったり、ヒートスプレッダが意味を成してなかったりという話。
入手性抜群で、ユーザー数が多いからそういう報告が多いのか、本当に地雷なのかは不明。
ただ、触らぬ神に祟りなしということで、私なら選ばない。

 

OCMEMORY
ELPIDAだからって高すぎ。
そして、保証期間が微妙。
パッケージに、初音ミク描いてる人のキャライラストが入ってるけど、誰得?
 

OCZ
最近見ないね。DRAM事業から撤退したのかな?と思って、公式サイト見たら種類が多すぎてビックリ!
Core2末期に、Intel,AMD各チップセット用のメモり出してたくらいしかイメージが湧かない。
ヒートスプレッダが互いに干渉し、4枚差しできなかったという報告は聞いた。
電圧が高めなイメージ。
 

 

Patriot Memory
リーズナブルな価格と青いヒートスプレッダで人気の鳩さん。
その青いヒートスプレッダ下の素顔は何?
中身はおみくじ(Spectecなど)です。
まあ、普通だと思うけど、相性に若干厳しいとの噂も…。
個人的にはこいつで、Windows7の持病『Kernel-Power 41』に悩まされたので良いイメージはない。

PQI

 

PQIの読み方が”I(アイ)”なのか”1(イチ)”なのか、よく分からないメーカー。
Silicon Powerと同じ感じだとおもう。
定格なら問題なく安定してくれる。
シリコンパワーとどっちにする?って聞かれたら、正直どっちでもいい。
安い方を買います。
 

 

GeIL
Valueラインからゲーミング用まで幅広い用途のメモリを扱っているメーカー。
某店員曰く、中身はおみくじだそうです。
松:Micron
竹:Hynix
梅:Nanya
ヒートスプレッダがダサイので、スルー

独断と偏見による品質ランク表
高いと思う← →低いかな
SanMax = OCMEMORY = Kingston > G.Skill > CORSAIR = A-DATA > KingBox > OCZ > SUPER TALENT = SAMSUNG = APOGEE = Patriot > PQI = Silicon Power = CFD Elixir = Transcend > GeIL = UMAX

総括
DDR3はDDR2に比べ、相性などの問題が格段に起きづらくなりました。
ぶっちゃけ、定格運用ならば適当に選んでも動いてくれると思います。
ただ、おみくじメモリだけは今は4GBだけ買って後から増設しよう。 なんてことを考えていると、増設分の中身が異なる場合があり、相性に泣くこともあります。
メモリスロットを全部埋める気ならば、同時期に同種類、購入することをお勧めします。
って4GBモジュールのトリプルチャンネルもセールして下さい…。