● ページファイル(pagefile.sys)は大量のアプリケーションを起動したりしてメモリが足りなくなった場合、HDDやSSDをメモリ代わりにするための予約領域です。
ページファイルを設置したドライブがSSDの場合、大きな効果はありません。
HDDに設置している場合は、PCスペックによりますが大きな効果を発揮する場合があります。
あくまでSSDの容量の少ない時に削除することをお勧めします。
仮想メモリの設定を変更すれば、「pagefile.sys」を削除することができます。
- 「コンピューター」の右クリックメニューから「プロパティ」 or Windowsキー+「Pause」キー
- 「システムの詳細設定」(Vista以降)
- 「詳細設定」タブ内「パフォーマンス」の「設定」
- 「詳細設定」タブ内「仮想メモリ」の「変更」
- 「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックをはずす(XPにはない)
- 「Cドライブ」にて「ページングファイルなし」を選択して「設定」
- 「OK」
という手順です。
- スタートメニュー > コントロールパネル > フォルダーオプション > 表示 > 「保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない」のチェックを外す
- 「C:¥pagefile.sys」を削除
- 「保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない」 にチェックを入れる
Windows Vista、7では、なぜかGUI操作による休止状態の無効化ができなくなっています。
なので、ちょっと面倒ですが、コマンドプロンプトから設定変更を行います。
- スタートメニュー > すべてのプログラム > アクセサリ > コマンドプロンプト
- 「powercfg.exe /h off」と入力
- 「Enter」キー
「/h」というオプションは、「Hibernation」(休止状態)の頭文字です。
ハイバネーション(hiberfil.sys)を無効にしたい時は
コマンドプロンプト上で
powercfg.exe /hibernate off
と入力すればOK
これでエクスプローラなどからシステムドライブを確認すればhiberfil.sysは消えているはず。
(Windows10の場合、hiberfil.sysを削除するにはPCの再起動が必要になるかもしれません(TP版で確認))
再びハイバネーションを有効にしたいときは
powercfg.exe /hibernate on
と入力すればOKです。
ステータスを確認したい時は
powercfg.exe /a
と入力。