Windows10 でも従来の Windows メールを使えるようにする!!!

 
Windows7からWindows10にアップグレードした場合もWindows8からでも共通です。
 
まず、Windows10のC:\Program Files\Windows Mailが有ることに気が付きます。
ですが、隠しファイルになっているので通常エクスプローラーでは本体(WinMail.exe)が見えませ。
これは今までのWindows同様開発しているのにも関わらず隠してあります。
さやに厄介なのがアクセス権が無いことです。簡単に削除や移動、名前の変更が出来ないようにしてあります。
 
ではそこでアクセス権を変更しましょう。
 
64ビットの方はC:\Program Files\Windows Mailを
32ビットの方はC:\Program Files (x86)\Windows Mailを
 
操作は同じです。

 
64ビットの方はC:\Program Files\Windows Mailのプロパティを開きます
32ビットの方はC:\Program Files (x86)\Windows Mailのプロパティを開きます


プロパティを開きます

詳細設定をクリックし
 
セキュリティーの詳細設定より所有権をTrustedlnstallerからAdministratorsに変更します
 
ユーザーまたはグループの選択から詳細設定を開きます


ユーザーまたはグループの選択から詳細設定を開きAdministratorsを選択します
 
所有権がAdministratorsに変更されたことを確認し”適用”し”OK”
 
アクセス許可の変更を選択しSYSTEMとAdministratorsをフルコントロールにします


子オブジェクトのアクセス許可も忘れずに!”適用”し”OK”
 
隠しファイルを表示するにはエクスプローラーの表示タブより選択
(Windows10になってから隠しファイルの操作が楽に!)
 
保護されたオペレーティングシステムファイルを表示
(隠れていたものが見えてきます)
 
 
許可権が変わったのでWindows Mailフォルダを名前の変更が出来るようになります
オリジナルなのでWindows Mail-Win10等に名前を変えて保存して置きましょう
(オリジナルは英語バージョンのWinMail.exeなので日本語版があれば良かったのですが)
(残念です今回は残して置きます)
(日本語版Windows10のOEM版を購入したら入れ替えてもいいかもです)
 
今回はアップグレードのWindows10ですから今まで使っていたWinMailがC:\Windows.oldに存在します
64ビットの方はC:\Windows.old\Program Files\Windows Mailを
C:\Program Files\Windows Mailにコピーします
 

32ビットの方はC:\Windows.old\Program Files (x86)\Windows Mailを
C:\Program Files (x86)\Windows Mailにコピーします
 
*コピーした状態ではWindows メールは起動しません
 
*重要 アップグレードのWindows10は、今まで使用していたWindows メールの履歴がコピーされています
このとき C:\Users\自分のアカウント名\AppData\Local\Microsoft\Windows Mail に今までのメール履歴がコピーされていますので
Windows メールを起動する前にWindows Mailをまるごとコピー(バックアップ)して置きましょう!
(しなくても問題ないのですが念のため)
 

起動しない理由はDLLが無いからです
 
DLLをこちらに配置しておきます

C:\Windows.old\Windows\System32にあるのですが消された方はこちらから从´∀`从☆ノ
msidcrl30.zip
 
msidcrl30.zipを解凍したらC:\Windows\System32にコピーしてくださいね
 

本体(WinMail)を削除してしまった方に64ビット日本語版
Windows Mail.zip

Windows Mail.zipを解凍したらC:\Program Files\Windows Mailにコピーしてくださいね

Windows10へアップグレードの方の場合、この時点で起動するはずなのですが
それでも起動出来ない場合はレジストリーにオーナー登録します。
 
↓のwinmail10.zipをダウンロードして解凍します。
 解凍先はわかりやすい場所(デスクトップなど)がいいと思います。
 

winmail10.zip

 
「winmail10」フォルダ内の「Add_Take_Ownership.reg」ファイルをダブルクリックして実行し、Take Ownershipを実行します。
これはシステムファイルの変更をするものですので警告メッセージがでます



エクスプローラを開き、C:\Program Files\Windows Mailフォルダへ移動します
32ビットの方はC:\Program Files (x86)\Windows Mailへ移動します

WinMail.exeがグレーアウト表示されていてハッキリ見えないときは
 
WinMail.exeは隠しファイルになっていますので、それを解除します。


「スタートメニュー」の「すべてのアプリ」をクリックし、「Windows システムツール」欄に「コマンドプロンプト」を右クリック
「管理者として実行」を選択。

DOSコマンドプロンプトより↓のコマンドを実行します
 
attrib -s -h "%ProgramFiles%\Windows Mail\WinMail.exe"

 
 
 ↑上記をコピペした方が間違いがありません。(右クリックで貼り付けできます)
 

Enterキーで実行
WinMail.exeがハッキリと表示されていればOK
 
 
エクスプローラを開き、C:\Program Files\Windows Mailフォルダへ移動します。
Windows Mailフォルダ内にあるmsoe.dllを右クリックして「Take Ownership」をクリックし実行します。
 

エクスプローラーでデスクトップの「winmail10」フォルダに移動します

Windows メールの初期化をします。
 「winmail10」フォルダにある「Set WinMailDefault.reg」をダブルクリックして実行します。
 
Windows メールへのアクセスを可能にします。
 「winmail10」フォルダにある「WinMailEdit.reg」をダブルクリックして実行します。
 
未送信EMLファイルがあり送信を有効にする。(未送信ファイルがない場合は省略)
 「winmail10」フォルダにある「unsent.reg」ファイルをダブルクリックして実行します。
 
以上で規定のプログラムの設定からもWindows メールが選択可能になります。

最後に「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示」を解除しておきましょう。

Windows10ではスタートメニューの設定よりシステムから規定のアプリをタップするとメールがあります
マウスオーバーするとWindows メールが、あら不思議。出てきます